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アパートメントオラクル
<349>

「でも、もう夜も遅いよ」
「私はかまわないわ。ただ、ちょっとクロゼットの中のものを出して絵の具を探していたんで散らかってはいるんだけど。それでよかったらどうぞ」
「僕のほうはかまわないよ。それにカードの謎は気になる。気になってこのままじゃ寝られない」
来利須はうなずいた。
「じゃあ、行きましょう。コーヒーご馳走様だったわ」
青年はどう致しましてと言ってカップをキッチンへと運んだ。
それから二人は連れ立ってロビーへ出、二〇四号室へと階段を上がっていった。






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