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アパートメントオラクル
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部屋の中は全く散らかっていなかった。荷物は少し大きめのナップサックがあるだけであり、その他には椅子の背もたれに上着がかかっているだけだった。どういったいきさつでオラクルに泊まることになったのかは全く想像出来なかった。単純に旅行しているようにも見えない。
「探し物とあるけど、何かを探していたのかな?」
青年はコーヒーカップをテーブルに置きながら聞いてきた。
「ええと、そうね。確かに探していたと言えば探していたんだけど、それはどうでもいいことなの」



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