| アパートメントオラクル <301> その手紙にも議員の秘密が多く書かれていた。その手のいたずらの手紙は新聞社によく来るので、最初はあまり相手にされていなかったのだが、相手が大物であると言うことと、黒い噂が絶えないことから新聞社では数人の人間にその手紙の裏をとらせた。 その結果、手紙は事実について書かれたものであると木亭の新聞社では判断した。そして、チームが結成され、次々とスクープをものにしていった。 現実世界では、手紙の出した人物はわからなかった。だが、あれほどに詳細な情報を知っているものは、議員の近くにいる者であるとは思われていた。 木亭は映像を見ながら考えていた。 |