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アパートメントオラクル
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「そうでしょ。それにあのカウボーイハットの女の子は二〇四号室の来利須さんだと思わない?」
「うーん、それはなんとも言えないけれど、ここの二階に住んでいて女性といえば後は君だけだからな」
「私はカウボーイハットなんかかぶらないわよ」
「来利須さんがかぶっているのも見たことはないよ」
「私はあるわ。それにあの人、髪も長いし、スタイルも日記に書かれているとおりだと思わない?」
別府は少し黙っていた。何かを考えているようだった。




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