携帯恋愛小説
『ノーベンバーレイン』
窪璃音/著
第二章
[B015]
そう、と僕は答えながら、送ろうか、と訊いた。
彼女は首を横に振った。
そして、いいの、ありがとう、と言って軽く笑い、さっさと歩いて行ってしまった。
彼女が行ってしまうと僕は有楽町駅へと向かった。
それから電車に揺られて家へと向かった。
不思議な時間だった。
彼女は一体誰だったんだろうと僕は思った。
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